【無添加の証】ナチュロルがいつもと違う?知って安心!原材料のばらつきの理由

ナチュロルをお食事としてワンちゃんに与えてくださっている皆さまの中には、新しくナチュロルを開封した際に、こんなことを感じられることもおありではないでしょうか。

「いつもより色が少し濃い/薄い/茶色い。」

「前はもっと魚のにおいが強く感じられた。」

「今回開けたものは、いつもより良いにおいがしない。」

「普段より粒が少し大きめ/小さめのものが多い」

もしくは、いつもと同じようにナチュロルをワンちゃんに与えていて、こんなものを見つけることもあるかもしれません。

「フードの中に、白く小さな粒が埋まっている。」

「よく見ると、細い繊維のようなものが見えている。」

そして、こんなワンちゃんの様子に、ためらわれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「いつも勢いよく食べるのに、今回のものは食べ始めるまでに少し時間がかかる。」

「いつも食べているのに、新しく開けたものは勢いよく食べない。」

こういった、「同じ製品なのに製造日の違いによって、フードの粒に少しずつ違いがあること。」、または「1つの製品の中でも、フードの粒の見た目などに異なるものがある。」といった「違い」のことを「ばらつき」と呼びます。

いつもワンちゃんに与えているナチュロルなのに、「開けた時に中身が普段と異なるように感じる」と、びっくりされてしまいますよね。

そして、心配に感じたまま、ナチュロルを大切なワンちゃんに与えてよいのか、ためらってしまうこともあるかと思います。

こういったフードのばらつきは、「大切な家族の一員であるワンちゃんの食べるものを、いつもしっかりとご確認いただいている」からこそ、気づいていただけることだと思います。

そこで今回は、少しでも皆さまにご安心していただけるよう、ナチュロルに「ばらつき」がある理由について、ご説明したいと思います。

「ばらつき」について理解する

少し話しがそれますが、まず、わかりやすくご理解いただくために、私達が普段食べている「鮭(サーモン)」を想像してみてください。

お家で鮭の切り身を焼いたときに、鮭によって食感や身のほぐれ具合、色や脂ののり具合が異なると感じられたご経験はないでしょうか。

鮭と一言でいっても、鮭の種類によって、「よりタンパク質や脂が多かったり、色味や味が異なったり」します。

鮭の切り身を見ると、「見た目が濃いオレンジ色から薄いオレンジ色で白い脂のスジがのったもの」まで、ぱっと見ただけで違いがわかります。

鮭の種類が異なれば、鮭の種類それぞれの特徴により、「見た目・味・におい、食感・脂ののり具合」が異なりますよね。

では、同じ種類の鮭ではどうでしょうか。

食品スーパーで販売している鮭のお刺し身を見てみると、同じ種類の鮭でも、「色味の濃淡があったり、脂の入り方・のり具合」などの違いを見かけられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

食べてみると、身がしっかりしているものや、舌の上でとろける食感など、ここでも違いがありますね。

また、「夏と冬では、冬の方がより脂がのっていて美味しい!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このように、「鮭」と一言で言っても、種類の違いはもちろん、種類が同じであっても、鮭の育った環境(育った海域、海水の温度、捕れる季節、食べるエサなど)や捕れる時期などによって、個体のタンパク質や脂の量、味やにおい、水分量などが異なってきます。

これが一種の「ばらつき」です。

では、原材料に「ばらつき」があると、どうして出来上がったドッグフードの粒に「ばらつき」が生まれるのでしょうか。

分かりやすくかんがえるために、「りんご」を使った「アップルタルト」を考えてみましょう。

りんごには、赤くて大きめのジョナゴールド、小さめの紅玉、緑色の王林(おうりん)、黄色のシナノゴールドなど、本当にさまざまな種類があります。

これらは「甘み、酸味、食感、水分量」など、それぞれ特徴があります。

例えば「りんご」を使った「アップルタルト」でも、甘みが強いりんごであれば濃厚な味に、酸味が強いりんごを使えば酸味の効いた味に、水分が多いりんごにより柔らかめのタルトになります。

このように、同じ原材料を使っても、その特徴により、出来上がりには「ばらつき」が生まれます。

ナチュロルは、原材料を厳選し、ワンちゃんの体や健康に不要なものは使用せずに作られています。

そのため、それぞれの原材料のばらつきにより、完成したフードの見た目や色、においなどにもばらつきが見られるのです。

それでは、気になるナチュロルの「ばらつき」について、ひとつずつみていきましょう。

ばらつきの種類について

1.色がいつもと違う

皆さまご存知のとおり、ナチュロルはワンちゃんには必要のない着色料を使用していません。

そのため、お肉・魚・野菜・果物など、さまざまな原材料の色のばらつきにより、フードの色がいつもと違って見えることがあります。

着色料を使用しているフードでは、この「原材料の色のばらつきによるフードの色」が「着色料により色付けされている」ため、「色がいつも均一に見える」のです。

着色料の中には、茶色っぽい色をつけるために、カラメル色素などを使用しているものもあります。

ナチュロルでは、着色料を使用していないため、原材料由来の自然な色がフードに現れてきます。

そのため、原材料の違いにより、フードの色や濃淡の違いが見られます。

ですが、これは「不要な着色料を使用しておらず、個々の原材料の自然な色により生まれるもの」ですので、フードの栄養価や品質には問題なく、安心してワンちゃんに与えていただけます。

2.においがいつもと異なる

フードを新しく開封した際、大切なワンちゃんが口にするご飯(フード)のにおいを確認される方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

その際、「いつもよりにおいが弱く感じられる」、「ふだんより魚のにおいを強く感じる」など、いつものフードのにおいと異なると感じられることがあるかもしれません。

ドッグフードの中には、ワンちゃんが好んでご飯を食べるように、「フードの表面に油脂やフレーバー(風味)増強剤をふきつけている」ことがあります。

これにより、フードの食いつきがよくなり、ワンちゃんが好んでフードを食べるようになります。

しかし、ナチュロルは、ワンちゃんにとって必要ではない人工添加物や酸化しやすい油脂をふきつけたりといったことはしていません。

ナチュロルのそれぞれの原材料からの自然な風味や旨味でワンちゃんに好んで食べてもらえるように原材料を拘って選び、配合割合を工夫しています。

そのため、原材料のにおいのばらつきによって、「いつもとにおいが異なる」ように感じられることがあります。

これは、その時々で製造に使用する原材料が同じでも、原材料自体のばらつきが生じるために起こることです。

3.粒の大きさが異なる

ナチュロルの粒をご覧になられた方は、「粒の大きさがいつも一定ではない」ことにお気づきかと思います。

製造日の違いによって、「粒が少し大きめ、または小さめのものが多い」と感じられることもあるかもしれません。

ドッグフードの中には、粒を同じ形に成形しやすくしたり、形を崩れにくくするために、「粘度を一定に保つための物質」を加えているものがあります。

ナチュロルには、こういった「粒を一定の形や大きさに成形するのために粘度を調整するための物質」は加えていません。

そのため、同じパッケージ中の粒であっても、大きさが全く同じとはなりません。

ですが、不要なものを加える代わりに、ナチュロルの梱包を丁寧にし、出来るだけ粒の形が崩れないようにして、大切にお客様のお手元にお届けする工夫をしております。

ナチュロルのこのような「色・におい・形などのばらつき」は、1つの原材料のばらつきにより起こるだけではなく、「製造の度に使用する原材料同士がもつばらつきの組み合わせ」によって起こります。

お客様にナチュロルを提供するために、ナチュロルの原材料は、安定して必要な原材料を供給できるよう、「同じ原材料」でも「異なる種類」のものを使用することがあります。

時期によっても、同じ原材料でその時々で入手できる種類が異なったり、同じ種類でも、味・におい・水分量などが異なってきます。

「りんご」と一言でいっても、さまざまな種類のりんごがあり、種類や時期により、色・形・大きさ・食感・甘み・酸味などが異なることと同じですね。

それぞれの原材料を、製造の度に全く同じ条件として供給することは難しく、これにより、「ばらつき」が出てくるのです。

これらの原材料のばらつきは、「フードの栄養成分や品質に影響を与えるものではありません」ので安心してワンちゃんに食べていただけます。

また、フードの粒を見て、次のようなことに気づかれることもあるかもしれません。

4.フードの中に埋まった白い小さな粒

フードの粒をよくみると、小さな白い粒が混ざっていることがあります。

ナチュロルの原材料の一部である、「細かく砕いた魚の骨や胡麻」などが小さな粒として見られることがありますが、細かく砕き、熱も入っているため、ワンちゃんに食べていただいても問題ありません。

5.粒から出た細い繊維状のもの

粒からひょろっと細い繊維状のものが出ているのを見つけられた方もいらっしゃるかもしれません。

これは、「主に生肉に含まれる筋膜やスジなどが繊維状に残っていることがある」ために見られることがあります。

使用するお肉の部位により、こういった繊維状のものが含まれる量にも違いがありますが、「お肉自体の品質には問題ありません」。

また、製造の過程で「しっかり熱が入っています」ので、「ワンちゃんにお与えいただいて問題ありません」。

もちろん、この他に気になる点がありましたら、大切なワンちゃんのお口に入るものですので、下記のカスタマーセンターまでご連絡ください。

お問い合わせはこちら

6.いつも食べているナチュロルを、今回新しく買ったものだけ食べない!

ワンちゃんによっては、いつも食べているナチュロルなのに、「今回新しく購入したフードものだけ、においを嗅いだだけで食べない!」ということがあるかもしれません。

考えられることの一つとして、「原材料のばらつきにより、においや味がワンちゃんにとってはいつもと少し違うように感じられる。」ことがあります。

このために、「においや味覚の繊細なワンちゃんは、これらの違いを敏感に感じ取り、いつも食べているナチュロルをすぐには食べようとしない」といったことが考えられます。

ナチュロルは、フードに加える必要のない添加物などを使用し、見た目や味、においなどを均一にすることは、「ワンちゃんにとっては必要のないこと」だと考えています。

それよりも、「ワンちゃんに必要な厳選した原材料だけを使用し、ワンちゃんの健康を第一に考えて作る」ことの方が、ずっと大切なことだからです。

こういった自然な食品原材料によるフードのばらつきは、ナチュロルがワンちゃんにとって不要な添加物を使用していないという証なのです。

もちろん、大切なワンちゃんの口に入るものですので、こういった「個々の原材料のばらつき」からくる「フードのばらつき」についてご理解いただき、ワンちゃんに安心して与えられる、安全なフードであることをご納得いただけるご参考になれば幸いです。

フードの切り替えでナチュロルを食べてくれない時の対処法

また、「フードのばらつき」によるものではなく、「ご飯を切り替えた時など、ワンちゃんがフードを食べてくれない!」ことでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ヒトでも、いつも好んで食べている食品ブランドやメーカーの製品とは異なるものを食べると、好みが違って食が進まないことがありますよね。

また、濃い味に慣れていると、急に薄味の健康的な食事をした際に、すぐには「美味しい」と感じられないことがあります。

しばらく食べ続けてくると、薄味にも慣れ、素材の一つ一つがもつ味を美味しく感じられるようになってきますね。

小さいお子さんでしたら、見ただけで初めはご飯を食べたがらない、「食わず嫌い」を示すことも多くあります。

ワンちゃんでも、急に異なる製品のフードになると、違いを敏感に感じ取って、すぐには新しいフードを食べてくれないことがあります。

そんなときは、是非、こちらをご覧になってみてくださいね。

ワンちゃんのフードの切り替えについて、食べてくれる工夫をご提案しております。

ドッグフードの上手な切り替え方法