ドッグフードの上手な切り替え方法 実践したい6つのポイントを解説!

上手なご飯の切り替え方

ご飯を切り替えた途端、ご飯を食べなくなってしまったというお声をよく聞きます。

ワンちゃんは嗅覚も優れており、味やにおいにとても敏感です。でも、「ご飯がキライ!これ絶対食べたくない!」といっているわけではないんです。

すぐには食べなくても、時間をかけて少しずつ慣らしていけば、多くのワンちゃんがご飯を食べてくれるようになることも多くあります。

ワンちゃんがしっかり食べてくれるようになるまで、時間をかけて待ってあげましょう。

ドッグフードの中には、ワンちゃんが美味しく感じるように旨味の入った油をフードの粒に吹きかけているものがあります。

味もにおいも美味しく感じるので、そういったご飯に慣れたワンちゃんは、ナチュロルのような自然なご飯の味やにおいにすぐには慣れないこともあります。

ヒトでもずっと油やうま味調味料を使った食生活をしていると、自然なご飯やお肉、野菜等自体が本来もつ美味しさが感じ辛くなることがあるのと同じです。

ナチュロルは、添加物を含みません。こだわり抜いて選んだ食品を、ワンちゃんが必要な栄養素をバランスよく摂れるように配合しています。

ワンちゃんが皆さんの家族として、少しでも長く健康に過ごして欲しい、という思いでナチュロルは作られました。

そこで、少しずつワンちゃんにナチュロルに慣れてもらい、ご飯を楽しめるように、食べ方の工夫をご紹介します。

(1)これまでのご飯にナチュロルを少しずつ混ぜる

初めはごく1割程度の少量のナチュロルを今のご飯によく混ぜてあげてください。

慣れるまでには1-3週間ほどかかります。

ワンちゃんの体調も考えて、少しずつ、混ぜる割合を増やしていきます。

「食べてくれた!」と思っても、ワンちゃんのお腹が急にご飯が切り替わったことでびっくりしてしまうこともあるので、ゆっくりとワンちゃんの様子を見ながら切り替えてあげてくださいね。

最初からペロッとナチュロルを食べてくれる子も沢山いるのですが、ワンちゃんの個性や体調も考え、十分注意しながらご飯を切り替える方法をお勧めしています!

(2)ナチュロルを電子レンジで温める

ご飯を電子レンジで10秒ぐらいずつ、様子を見ながら40度程度に温めてあげてみてください。

ほんのり温かく、いい香りがしていれば大丈夫です。

ご飯を温めるといい香りに惹かれて、ご飯を食べてくれるようになる子が多くいます。

ワンちゃんはとても嗅覚が優れていて、少しの匂いの違いにも気づいてしまいます。

ナチュロルはワンちゃんの好む匂いを無理につけることなく、食物からの自然な香りを楽しめるように作っていますので、ご飯のいい香りをたてることでワンちゃんが喜んで食べてくれるというお声をよく聞きます。

気をつけることととして、温めすぎるとワンちゃんがヤケドしてしまったり、せっかくの栄養成分が壊れてしまうことがあるので、少しずつ、様子をみて試してくださいね。

(3)ナチュロルを適量のお湯でふやかし、40度程度にレンジで温める

ぬるま湯で少しふやかしたり、水を入れて(2)のようにレンジで温めると、ご飯の香りがたって食欲が増すワンちゃんも多くいます。

柔らかくなるまでに時間がかかることもありますので、小さめに砕いてあげてもいいですね。

小さく砕く方法は(4)をご覧ください。

これまで缶詰などのウェットフードに慣れているワンちゃんにもお勧めです。

また、ワンちゃんも歳を重ねると、食欲が落ちてきたり、以前ほど匂いに敏感でなくなったり、歯茎が弱くなったりしてご飯を食べなくなることがあります。

そういった時にもお勧めな方法です。

ただ、水を含んだご飯は雑菌が繁殖しやすく、注意が必要です。

特に夏場はご飯が腐りやすくなってしまうことがあるので、もしワンちゃんが食べ残してしまったら、早めに片付けるようにしてくださいね。

ワンちゃんがご飯をもらった時にきちんと食べる習慣がつくようにする為にも、ご飯をあまり出しっぱなしにしない方がいいですね。

(4)ナイフやめん棒等でフードを小さく砕く

ナチュロルの直径は小さい(4-5mm)ですが、長さは粒によりばらつきがあります。

その為、口の小さい小型犬のワンちゃん、歯が弱ったり噛む力が弱くなっているシニアのワンちゃんによってはより小さく砕いてあげる方が食べやすい場合もあります。

ナイフで小さく砕いたり、袋に入れて生地を伸ばすめん棒で軽く叩いてください。

もちろん、手でも簡単に割れますので、長めのものだけ割ってあげてもいいですね。

(5)ワンちゃんの好きな香りをつける

ナチュロルは、ワンちゃんがこれだけで1日に必要な栄養素がバランスよく摂れるように配合された「総合栄養食」です。

ですので、おやつやトッピングは基本的にはあげる必要はないんです。

ナチュロル以外をあげすぎてしまうと、せっかくの栄養バランスが崩れてしまい、ワンちゃんの体調が崩れてしまうことがあります。

そこで、ワンちゃんの好きな香りをフードにつけてあげることをお勧めします。

お茶の葉を入れる不織布でできたお茶パックなどにワンちゃんの好きな匂いのする食べ物(鰹節、犬用チーズなど)を入れて、フードの上で転がしてあげると食欲が増して食べてくれることがあります。

(6)トッピングをしてよく混ぜる

ヒトの食べる味のついたものは避けて、ワンちゃん用のふりかけやチーズ、ワンちゃんのおやつを小さく砕いて混ぜる、などを試してみてください。

繰り返しになりますが、ナチュロルはワンちゃんに必要な栄養素がバランスよく含まれています。

トッピングなどをあげすぎて栄養バランスが偏ったり、ワンちゃんがトッピングの味を覚えて主食となるご飯を食べなくなってしまうこともあるので、トッピングをする際はごく少量をよく混ぜてあげるなどして、あげすぎには注意してくださいね。

おうちで茹でた野菜などをワンちゃんのご飯にトッピングされている方もいらっしゃると思います。

ワンちゃんが食べてはいけない玉ねぎ、ネギ類やエビ・タコ・イカ・貝類など、気をつけなければいけない食品もありますので、気になった方はかかりつけの獣医さんにご相談されるなどしてワンちゃんに安全なものをあげてくださいね。

ワンちゃんの様子が気になったら獣医さんへ

最初からナチュロルを沢山食べてくれる子もいれば、慣れるのに時間がかかる子もいます。

この時間はワンちゃんの個性、しつけられた習慣、生活環境などで変わってきます。

ワンちゃんに一番身近な飼い主さんが、少しずつ様子を見ながら時間をかけて慣れさせてあげてくださいね。

そして大切なことですが、もしも飼い主さんがワンちゃんのいつもと違う状況に気づいたら、すぐにかかりつけの獣医師さんにご相談してください。

ご飯の切り替えが原因でなく、体調が悪くてご飯をあまり食べたくないのかもしれません。

ワンちゃんが病気や怪我をして症状が出てからでは、治療が長引いてしまうことがあります。

普段の勢いよくご飯を食べているワンちゃんが急に食べなくなったり、ご飯を選り好みするようになったら、それは病気のサインかもしれません。

ワンちゃんに一番近くにいる飼い主さんだからこそ、気づけることが沢山ありますので、毎日のワンちゃんがご飯を食べる様子を見守ってあげてくださいね。